石の上にも三年

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    樹姿ストレリチアハウスには幾つか熱帯果樹も置いてあります。

    それらは大体耐寒性がストレリチアと同じか、やや強いくらいものです。

    そうであれば同じ環境で無理無く育てることが出来ます。

    果樹を育てる意義は、それを自分で育ててみたい・・・とか、美味しい果実を食べてみたい・・・が多いと思います。

    それ以外に、輸送の問題もあります。

    花の様子例えばその果樹は完熟しなければ美味しくないとします。

    それなら木に付けたまま置いておけば良いのですが、今度は完熟させたことで果肉が柔らかくなって、輸送中に傷んでしまうことがあります。

    それで、その様なものは流通しないか、果肉がしっかりしている状態の未熟果が流通することになります。

    それは店舗に並ぶまでの間に熟した様な状態にはなるものの、食味は劣る。

    開花後の様子それで美味しいものを食べたいなら、自分で育てることになります。

    写真はその様な果樹の一つ「グルミシャーマ」で、フトモモ科の常緑中木です。

    今年は少し前から開花が始まって、今は最後の花が咲いている状態です。(中央写真)

    花はネムノキの花を白く、小さくした様な感じです。

    この時に特に人工受粉を行わなくても結実し、この後果実が肥大し、熟すと黒っぽい色になって夏に収穫出来ます。(下写真は開花直後)

    その完熟果は果皮が非常に薄く、果肉は非常に柔らかくなるので輸送に向かないものです。

    それで作っても完熟果は出荷出来ない種類です。

    そう言った事情もあるので一般に方には知れ渡っていません。

    ただ、総合的には、木はあまり大きくならないこと、栽培自体は簡単なこと、病害虫は無いこと等から家庭果樹に向いています。

    しかし、この木を育てようと思っても苗木を中々売っていないのが現状です。

    その理由の一つは、成長が遅いからです。

    熟した果実の中には種子が入っていて、それを播けば生えてきます。

    その後、順調に育って数年で結実すると思ったら大違いです。

    特に播種以降、最初の数年は茎が一本伸びただけで、中々大きくなりません。

    秋になって何センチ伸びた?・・・と言った感じです。

    その成長の遅さはジャンセアを彷彿とさせます。

    それで苗木が効率良く生産出来ない。

    以前、私のところでも実生数年の苗木を売っていたこともあって、たまに問い合わせをいただきます。

    しかし、上記の事情から需要に答えられないのが現状です。

    よって、今年は実生以外の増殖を考えてみたいと思っています。

    それで最初からある程度大きな苗木を作れたら良いのですが・・・。

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